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■不適応カウンセリング

【不適応カウンセリング】

 昨今、社会におけるメンタルヘルスの重要性が問われるようになってきました。
にもかかわらず、直接、心の問題にかかわる事態になってはじめて、
どう対処していいのかわからず、あたふたしてしまう。
「不適応」=「うつ病のこと?」と朧げなイメージだけが先行し、自分とは関係ないこと
と心のどこかで他人事として処理してきた。考えたこともなかった・・・。
実際、「うつ病」という言葉だけが独り歩きしてしまっている。
そんな風潮が・・・蔓延していますね・・・。

 人は、誰しも、ある集団の中で生きています。その集団に帰属しています。
最小単位は、家族です。そして、地域社会、学校、職場(会社や団体・施設など)。
その中で、自分の周りにいる人たちとかかわり、つまり、良好な人間関係を
築きながら生活しているのです。


 ある日のこと。友人とのトラブル、上司に注意を受けたなど、なんらかのきっかけ
(事件)があり、それ以降、それが気になって気になって仕方がない。
家に帰っても、頭から離れずに、眠られなくなってしまった。。
自分のことを悪く言われているにちがいない。果たして、自分が悪いのだろうか?

『やはり、悪いのは、自分なんだ。自分さえ、しっかりしていれば、こんなことにはならない。』
逆に、『自分は悪くないのに一方的に要求してくる相手が悪い。だから、おかしいんだ。』

こんな想い、、だれでも、一度や二度、経験したことありませんか?

ここで、「不適応」という言葉を使うのは、上記のような「うつ状態」が
ある一定期間続き、身体に変調をきたしたり、気分がいっこうに優れない事態が
改善されていかないことを、指しています。

「うつ」という言葉をよく耳にします。これは、日常用語です。
したがって、誰でも「鬱(うつ)」になるのです。
けれども、「鬱(うつ)」=「うつ病」ではありません。


【用語辞典】  

 1.「うつ」・・・・・・日常用語。気分の落ち込みを指す。
 2.「うつ状態」・・・・医学用語。過度に落ち込んだ状態を指す。
 「抑うつ状態」とも言う。
 3.「うつ病」・・・・・医学用語。代表的な疾患名。
 4.「うつ症状」・・・・医学用語。うつ病にみられる精神症状(気分の落ち込み
 ・悲観的な考え・喜びの低下など)や身体症状(動悸・
 頭痛・不眠・食欲減退・性欲低下など)を指す。
(『産業カウンセリング入門』p.271引用)

上記の言葉からも推測できるように、うつ病とは、感情を制御できない、
強い苦悩を経験する状態で、気分障害といいます。
そして、キーワードは、ある一定期間続いているのということが挙げられるでしょう。

 あなたが感じておられるやり切れなさは、どんな痛み、どんなこころの状態ですか?
自分が病気では?と心配して怯えてしまう前に、自分は、どんな気持ちを抱えているのか、
どんなことが不都合と感じて窮屈になっているのか、一度、整理することをお勧めします。

自分のこと考えて解決になるの?
相手があって変えられない状況で、困っているのに、それで何になるの?

そんな怒りに等しい想いや、単純な疑問も、浮かんでくるかもしれません。
・・・そこで、自分の力を信じてもらいたいのです。人間には、不思議とものすごいパワー
(自己実現力)を持ち合わせていることを。遠回りと思っていることが、実は直接的な解決方法で
あったという事例は、他人を見ていると少なくありません。

人間は、自分のことが一番理解しずらいのです。。。
だからこそ、時間を割いて、自分について考えてあげることが大切だと、「It's me 〜慈」は考えています!

人付き合いで、困っている。どんなことでも、構いません。
まずは、ゆっくりと、腰を落ち着けて・・・。